「蛍の光」と「別れのワルツ」
2021年6月12日写真は、2015年の六月に旅行したウィーンにて。懐かしい…思い出昨日の母のつぶやき「蛍の光は、三拍子のアレンジが好きだわー。久しぶりに聴いた」通りがかった閉店BGM。確かに三拍子…よく歌う蛍の光は、四拍子。よくよく調べてみると、原曲は、イギリス北部のスコットランドに伝わる民謡「オールド・ラング・サイン」。別れを惜しみ、次にまた再会できることを願って歌われています。スコットランドの詩人がアレンジしたものが有名で、このメロディは日本をはじめ世界中に広まっています。「オールド・ラング・サイン」のメロディに日本語の歌詞をつけたのが「蛍の光」海軍の学校の卒業式で歌われたのが最初だと言われています。「別れのワルツ」は一度アメリカを通って日本にやってきた楽曲で、1949年に日本公開された映画『哀愁』で使われていたのが始まり。主人公と恋人が「オールド・ラング・サイン」に合わせて踊るシーンがあり、映画のヒットに合わせてダンスシーンのBGMも話題になりました。ただしこの映画で流れていた「オールド・ラング・サイン」は、4分の4拍子から4分の3拍子に編曲されたもので、原曲とはリズムの取り方が違います。映画の大ヒットを受けてレコード化に。レコード化にあたって採譜・アレンジを担当したのが作曲家である古関裕而さんとは、びっくり古関さんと言えば、連続テレビ小説「エール」のモデルとなった人物であり、「栄冠は君に輝く(夏の全国高等学校野球大会の歌)」や阪神タイガースの応援歌である「六甲おろし」の作者として有名。古関裕而さんが、編曲されたのが、「別れのワルツ」という曲名になったようです。という事で、「別れのワルツ」を母は、好きなんだと判明勉強になりました!