ピアノ音源

シューマンの【子供の情景】と、ドビュッシーの【子供の領分】は、子供らしい気分に浸る精神に通づるものがあると、言われています。

ドビュッシーの【子供の領分】も好きで、コンサートでは、弾くのですが、彼が描いたのは、身近に、至近距離での子供に対しての思いが伝わってくる。
娘への愛情。

音源情報🎶
ドビュッシー【子供の領分】より
第一曲:グラドゥス・アド・パルナッスム博士
演奏 泉谷景子

シューマンの【子供の情景】は、もっと客観的に、距離感を感じ、大人になってから時間を得て、子供の頃を振り返り、思い出すかのような、時間の経過を感じます。

正に最後の二曲はその事を感じてしまいます。

以前全曲を弾いた際、この二曲を弾いてから一曲目を弾いてみたい!とふと思ってしまった事を思い出しました。

音源情報🎶
演奏 泉谷景子
シューマン 【子供の情景】より
12.「眠っている子供」 / “Kind im Einschlummern”
ゆりかごのようなリズムの動きが聴く者を夢うつつの状態へ導く。眠りの世界(子供時代)が限りなく広がっていくようである。

13.「詩人のお話」 / “Der Dichter spricht”
ここで言う詩人とは作曲者シューマンのことを指す

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